
机/テーブルづくり【DESUKU編】
DIYで人気のテーブルづくり。初心者さんやお子さんにとっては、組み立てができるだけ簡単で材料もすべて揃えてくれるサービスがあれば嬉しいですよね。今回はご希望のサイズでテーブルをつくることができるカスタマイズ家具
DESUKUを使ってはじめてでも気軽に楽しめるテーブルDIYをご紹介します♪
≪ ブログでご紹介すること ≫
◆テーブルをつくるための準備
◆DESUKUの組み立てとポイント
◆組み合わせて楽しむDESUKUの魅力
◆テーブルをつくるための準備
置き場所や使う方の身長、また作業のしやすさなどを考えて、テーブルのサイズをカスタマイズできるのがDIYの魅力です。ご希望の幅や高さ、仕上がりの色を決めてDESUKUを注文すると、カット済み木材と必要な材料がまとめてご自宅に届きます。(高さ、長さカスタマイズは、2022.6.20からクラウドファンディングで購入可能)
※現行の商品にはボンドは入っておりません
【1】天板 (今回は、ラバーウッド集成材ウレタン塗装済み)
【2】机脚:1セット(国産杉2×4材プレカット済)
【3】塗料:ミルクペイントorアイアンペイント(お好きな色が選べます)
【4】刷毛:1本
【5】ビニール手袋:6枚
【6】ブルーシート:1枚
【7】ミニクランプ:2本
【8】フェルトテープ:1本
【9】サンドペーパー:1セット(粗目・中目・細目)
【10】 ビス65mm:16本 ビス50mm: 12本
組み立てに使う道具
電動ドライバー、ドライバービット、下穴ビット(3㎜)
鉛筆、マスキングテープ、下敷き用の板(下穴用にあると便利です)
◆DESUKUの組み立ての順番とポイント
1.脚を組み立てる
2.脚に色を塗る
3.天板をとりつける
1.脚を組み立てる
1-1脚の材料を並べて完成の状態を確認します。
短い木材で長い木材をはさむように組み立てます。
1-2 短い木材にビスの下穴(貫通穴)をあけます
ドライバーに下穴用のドリルビットを取り付け、木材を組み合わせる場所に2か所ずつビスの下穴(貫通穴)を開けます。
貫通穴があると初心者の方でもビスが入れやすくなります。真っすぐ穴をあけるコツは、力を入れすぎずにゆっくりとドライバーを動かすことです。突き抜けないように下穴の途中までビスを入れておけば、この後の組み立てがさらに楽になります。
1-3 平らな場所で組み立てます
脚の形が歪まないように平らな場所に置いてて組み立てます。ビスの頭を1~2㎜埋め込むようにしっかりと締めます。
机の上で作業する場合は、短い木材を机の端にクランプで止めて、長い木材を押し付けるように持つとビスがとめやすいです。
脚の形に歪みが出た場合や、接合部にすき間ができた場合は、ビスを一旦緩めます。再度ビスを入れて、埋め込む深さを調整しながら形を整えます。
【Point】
歪みが生まれる理由としては、ビスを締め込むときに木材が動いてしまうことにあります。締め込む際に木材が動かないように固定してください。
2.脚に色を塗る
2-1 サンドペーパーでやすりをかけます
木の切り口など手触りの悪いところを重点的にやすりがけをします。平らなところも木目に沿ってやすりをかけておくと、ペイントが綺麗に仕上がります。
2-2 脚にペンキで色を塗ります
塗料を良く振ってから、木目に沿ってペンキを塗ります。色むらが気になる場合は、乾かしてから2度塗りすると綺麗に仕上がります。
【Point】もっと綺麗に仕上げるコツ
木材は、水分を含むと繊維が毛羽立ちます。そこで、1度塗りが乾いてから、セットに入っている#400のサンドペーパーで軽く擦ってから2度塗りをするととても綺麗に仕上がります。また刷毛を右〜左〜右と一定方向で塗ると良いです。斜めにしたり途中縦に塗ったりすると刷毛目が目立ちます。
3.天板を取り付ける
《接着剤を使わずに仕上げる場合》
3-1天板の裏に脚をクランプで固定し、脚と天板に下穴をあけます
下穴ビットにマスキングテープで深さのしるしをつけ、
天板を貫通しないように気を付けながら、脚と天板に下穴をあけます
3-2 50mmのビスで天板をとりつけます
下穴をあけたらクランプをはずさず、そのままビスをとめます。
ビスは深く入れすぎると天板から飛び出す可能性があります。
そのため、木材の表面とビスの頭が同一面になったところで止めてください。
《接着剤で固定する場合》___________
脚と天板の間に接着剤を塗り広げ、クランプでしっかり固定します。
完全に乾くまで天板がずれないように気を付けます
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脚の裏面にフェルトを貼り付けます
床を傷つけないだけでなく、移動の際は軽く動かすことができます。
完成!天板に使われている木は薄くて硬い素材なので、DIYとは思えないほど軽量で綺麗なテーブルができます。
◆組み合わせて楽しむDESUKUの魅力
SサイズとLサイズを組み合わせると、様々な生活シーンで使うことができます。
テレワーク用のデスクとして
資料を広げたり、ノートPC・タブレットや電子機器などを置いて使えます
キッチンの作業台として
ご家族やお子さんと並んで
2人同時に机に向かうことができるので、お子さんやご家族との時間も楽しくなりますね!
使わないときは、まとめて収納することができます。お引っ越しなどの際は、天板をはずして更にコンパクトに梱包できます。
かつて私がはじめてDIYでテーブルを作った時は、作り方を調べたり材料を揃えるのにとてつもなく時間がかかり完成したものは重くて動かすのにも苦労しました。
DESUKUなら材料選びに悩むこともなく、組み立て方もシンプルで、ご希望のサイズのテーブルを短時間でつくることができます。
天板も種類が今後増えるとのこと。また脚は好きな色にペイントできる…
気軽にDIYを楽しみたい方には嬉しい配慮ですよね。
自分で作った家具と言うのは思い出に残るだけでなく、色を塗り替えたり、脚の長さを変えたりと、カスタマイズしていくのも楽しく、また、エイジングされていく過程も愛おしく感じるものです。
できるだけ簡単にDIYをやってみたい方、お子さんと一緒にDIYを楽しみたい方、はじめてのテーブルづくりはDESUKUでチャレンジしてみて下さいね。
【著者紹介】
DIYインテリアプロデューサー 長野 恵理(Eri Nagano) さん
お部屋をもっと自分好みにしたいけど、DIYってハードルが高そうだと感じていませんか?
かつての私がそうでした。やってみたい気持ちがあるのに、やり方の見当がつかないから不安になっていたんです。
でも基本さえわかって仕舞えば、未経験で不器用な私でもいろんな家具が作れるようになりました。
さらに自分の好きなアレンジを楽しめるのが、DIYの最大の魅力だと思います。
DIYの基本とアレンジの方法をお伝えしていきますので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみて下さいね。
著書「はじめてのセルフリノベ」エクスナレッジ社