
昭和木材株式会社:MOOQS

昭和木材株式会社 八重樫尚史様に取り扱っている広葉樹材についてお話しを伺いました。
以下、八重樫様コメント
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昭和木材株式会社は北海道旭川市に本社を置く木材会社です。
特に家具や内装に使用される広葉樹材についてはスペシャリストとして、1913年の創業以来、100年以上に渡って木材を届けて来ました。
北海道最高峰の大雪山を仰ぐ旭川近郊の上川郡東川町に私たちの広葉樹専門製材工場・加工工場はあり、そこでは国内だけではなく北米を中心とした世界各地から集められ積み上げられた丸太が、轟音渦巻く製材工場で板にされ、冬の雪の下を含んだ長い時間天然乾燥された後、巨大な窯で人工乾燥され、加工工場で人々の手で様々な姿に形を変え、皆様の使用される家具や内装の素材として送り出されています。


いきなり広葉樹と言われてもわからないかもですね。木材には大きく分けて針葉樹と広葉樹の2種類があり、針葉樹はみなさんお馴染みのスギやヒノキなどが、広葉樹は、ケヤキやサクラが含まれます。その特徴は英語で書くと一目瞭然で、針葉樹は「Softwood」、広葉樹は「Hardwood」と書きます。
「柔らかい」針葉樹はその加工しやすさと粘りから家の柱や梁などに利用され、「硬い」広葉樹は手が触れても擦り減らないため家具や内装の床や手摺に利用されてきました、これがまさに「適材適所」です。



これまでDIY用の素材は、殆どが安価で加工しやすい針葉樹材でした。庭やガレージなどで板にペンキを塗って使うというこれまでのDIYのイメージの中の木がそれですね。
しかし、いまのDIY、特に都市型のDIYで、皆さんがつくりたいと思うのはリビングや居室などで、ソファやテーブルなどと違和感なくなじむ壁面収納やカウンターなど。そんな時に広葉樹剤がインテリアにマッチします。


ネットでノウハウが共有され、個人でも性能が良く安全になった工具や金物が手に入れられる今であれば、多くの人に「硬い」広葉樹たちも「適材」として使ってもらえるのではと、私たちは「MOOQs element」という名前で、「オーク」「サクラ」「ウォルナット」の広葉樹たちをDIYで使いやすいサイズにして送り出すこととしました。
少しでも多くの方に、一枚一枚が個性的な「MOOQselement」の広葉樹たちを触れて使って頂ければ幸いです。
昭和木材株式会社 八重樫尚史
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八重樫様 ありがとうございました。
【昭和木材株式会社のHP】
https://www.showa-lumber.co.jp/
【MOOQSのHP】
【CODDでの取り扱い木材】